2012年4月18日水曜日

相棒 - Wikipedia


相棒』(あいぼう)は、2000年以降テレビ朝日・東映の制作でシリーズ化されている刑事テレビドラマ。2000年6月にテレビ朝日系・土曜ワイド劇場枠で単発ドラマとして放送され、2002年10月より連続ドラマとしてシリーズ放送されている。2008年5月1日には映画『相棒-劇場版-』が公開され、劇場版2作目が2010年12月23日に公開された。テレビシリーズの単位は「Season」と呼称している。


注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。


[編集] 作品解説

[編集] 内容

警視庁に存在する"窓際部署"である「特命係」に所属する、優秀なキャリアでありながら、その"変人"ぶりが災いして出世コースから外れた警部・杉下右京と、事件で失態を演じたためリストラ対象にされた上に、右京と組まざるを得なくなった巡査部長・亀山薫の2人の活躍を描く( - Season7 第9話)。

Season7第9話をもって薫は警察を退職、それからしばらくの間は右京単独、あるいは一部のメインキャストやゲストとコンビを組んでいたが、同最終話で警察庁上層部の命令により右京を調査する名目で特命係に送り込まれたのを機に右京と組むこととなった警部補・神戸尊が薫に代わる相棒の立場を引き継ぐことになった。

[編集] 歴史

「土曜ワイド劇場」枠で、水谷豊が主演していた『探偵事務所』シリーズの原作がなくなったことで、水谷主演の新シリーズのコンセプトが企画された。そこへ、『刑事貴族』シリーズで水谷と共演し、水谷の熱烈なファンでもある寺脇康文から共演の希望があり、1998年12月にコンビ物を設定したドラマが立ち上がった[1]

土曜ワイド劇場枠で単発の3作品が放送され高視聴率だったため、その後、テレビ朝日の水曜21時刑事ドラマ枠で放映開始。Pre SeasonからSeason 1までは「相棒・警視庁ふたりだけの特命係」というタイトルだった。Season 2からは「相棒」とタイトルが簡略化された。初期は裏番組の『トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜』(フジテレビ系)や『ザ!世界仰天ニュース』(日本テレビ系)を相手に苦戦を強いられていたが、徐々に視聴率が上昇し、人気ドラマに成長した。2006年(Season4)からはレギュラー放送を終了した『はぐれ刑事純情派』に代わり、元日夜9時枠で特番を放送している。放送が終了した『はぐれ刑事純情派』、『さすらい刑事旅情編』、『はみだし刑事情熱系』に代わり、2006年から始まった『警視庁捜査一課9係』とともにテレビ朝日の水曜21時刑事ドラマ枠のレギュラーシリーズとなっている。現在までの最高視聴率は2011年2月23日放送のSeason9第16話「監察対象 杉下右京」で、23.7%(ビデオリサーチ関東地区調べ)。また、Season9では平均視聴率が20%を超える(20.4%)という快挙を遂げている。

2007年5月27日、2008年ゴールデンウィーク公開予定で映画化されることが発表された。テレ朝水曜21時枠刑事ドラマの作品としては『はぐれ刑事純情派』(1989年公開)以来、「土曜ワイド劇場」の作品としては初めての映画化となる。水谷豊にとっても映画出演は『甦る優作〜探偵物語特別篇・夜汽車で来たあいつ〜』以来10年ぶりだが、同作は実質テレビシリーズの映像を焼き直したものであり、新たなる映画の撮影は1983年の『逃がれの街』以来25年ぶりとなった。水谷の出演ドラマが映画化されることも初めてであった。

2008年8月、薫役の寺脇がシリーズから卒業し、同年秋から放送されるSeason7への出演が最後になることが発表され[2]、2008年12月17日放送のSeason 7第9話「レベル4〜後篇・薫最後の事件」をもって薫が辞職。2009年3月18日放送のSeason 7最終話より、及川光博が演じる神戸尊が右京の新たな相棒として登場した。また、2009年3月28日公開の映画『鑑識・米沢守の事件簿』上映終了後には右京と尊出演のSeason7.5とされる短編が上映された。また、2009年末には宝塚歌劇団花組により舞台化された。

2010年6月3日でPre Seasonから放送10周年となり、2010年10月からのSeason9放送決定のアナウンスと同時に、劇場版2作目の公開が発表された。

2008年には本作での演技が評価され水谷と寺脇が第16回橋田賞を受賞[3]。また2011年には多彩なキャラクターの魅力、硬派なテーマを扱う一方で遊び心もうまく取り混ぜるシリーズ構成、脚本の完成度の高さ、人気に甘えないチャレンジ精神などが評価され、第48回ギャラクシー賞テレビ部門特別賞を受賞した[4]。同じく2011年にはSeason9第8話の「ボーダーライン」が派遣労働者の貧困を扱ったことが評価され、貧困ジャーナリズム大賞2011を受賞している[5][6]。受賞の対象は主演の水谷と脚本担当の櫻井武晴。

2012年2月7日、尊役の及川が放送中のシーズン10限りでシリーズを卒業することが発表され[7]、2012年3月21日放送のSeason 10最終話「罪と罰」で尊は特命係を去った。

2012年4月3日、3代目「相棒」は成宮寛貴に決定された[8]

[編集] 登場人物

※ストーリー内に度々登場する施設・組織・会社などを記す。


アマチュア無線を運用する方法
特命係
杉下右京が係長を務めている窓際部署。警視庁が不要と判断した人材を右京の下に着かせて自然に辞めさせるための役割を持ち、警察組織にとって不要な人間の島流し、警視庁の陸の孤島と言われている。PS.1で亀山薫が配属される前までに6人がこの部署に在籍し、辞めていった過去がある。S.7-9で薫が退職してからは右京1人だけとなっていたが、後にS.7-最終話より神戸尊が配属された。S.3-6で陣川公平が一時配属されて3人体制となったり、S.7-10ではとある失踪事件を捜査するために、人事交流という形で法務省の女性職員が配属されて右京の一時的な相棒となったこともある。
元々は外務省高官宅篭城事件を解決するために小野田公顕によって作られた「緊急対策特命係」[9]の名残。そのため、S.1〜S.2冒頭における部屋の表札は、かつて激昂した右京によって叩き割られた「緊急対策特命係」の一部だった。S.2-1で新しく「特命係」の表札が作り直され、以降はこの表札がかけられている。なお、S.8時点で廊下からの入口を共有する組織犯罪対策5課の入口には紙に印刷された文字がセロテープで張られている(S.8-1)。
所属はS.4までは「生活安全部」、S.5以降は「組織犯罪対策部」[10]で、「係」ではあるが所属課は存在しない[11]
「特命」には「特別に命令があれば何でもする」という意味があり、その由来通り特に依頼されない限りは仕事は与えられないが、大抵は自ら積極的に捜査に乗り出して、数々の事件を解決している。だが能力自体は一目置かれるが、手柄は大抵は捜査一課など事件の主導を握る部署のものとなり、特命係に正当な評価が与えられることはほとんどない[12]。また、窓際部署であることや右京が利害関係を問わずに警察組織の黒い部分を洗い出そうとしていることもあってか、大河内の言葉によれば上層部の中には「特命係の活躍を認めるぐらいなら迷宮入りした方がマシ」と考える者もいるらしい(S.7-1)が、時として能力を買われることもある(S.8-最終話)。通常は証拠品の返却や、AVの処分[13]といった雑務を行っている。また、捜査一課の結論を翻すような人物や、対応が面倒な人物はたいてい特命係へ回される(S.3-11、S.7-13,17等)。
実際の部署の存在する部屋が頻繁に移動している。初登場時には、2室に分かれた入口から見て右側に窓のある部屋だったが、その後、地階とも思われる場所に移動したこともある。現在は警視庁本部庁舎3階[14]の組織犯罪対策部組織犯罪対策5課の奥に居を構えている。
特命係の人間は、出勤時に名札を名前が黒字で書かれた面を表にし、退勤時に名前が赤字で書かれた面へ裏返すことが規則となっている。
花の里
右京の元妻・宮部たまきが営んでいた小料理屋。PS.では「新ふくとみ」[15]という名前だった。座席数は10席程度でカウンター席のみ。シーズンによって内装や外観などが多少異なっていたが、S.5より固定されている。名前の由来は杉下右京の遠縁の親戚「杉下」から。
劇中では右京、尊(S.7までは薫、美和子)、たまきの会話を重視していることもあってか、初期を除いて他の客が来店する様子などはほとんど見られないが、それ以外の人物も来店することがある(例:伊丹憲一、米沢守、芹沢慶二、小野田公顕など)。また、特殊な例としては、たまきが店で使う食材を事件関係者から仕入れていたり、事件の容疑者が来店したこともある(S.5-3)[16]
S.10-1よりたまきの意向により突如閉店するが、S.10-12で月本幸子が右京の薦めで女将の立場を引き継いだことにより営業を再開した。
帝都新聞
右京の元相棒・薫の妻である美和子のかつての勤務先である新聞社。なお、この新聞社は『新・警視庁捜査一課9係』や『遺留捜査』にも登場している。
赤いカナリア
左翼過激派のテロ組織。全共闘などいわゆる学生運動の時期に生まれた国際的なテロ組織であるが、現在では下火であり(尊曰く「国内勢力は壊滅状態」)一部の幹部が活動を続け復活の時を待っているとされる。かつて有名な革命戦士として名を馳せていた本多篤人が幹部として所属していた。劇中ではその名称や構成員が話の一端に絡む程度で話の本筋にかかわることはほとんどなかった(S.5-11、S.6-10、劇場版1、S.8-1)が、S.9-最終話にて国家の危機に瀕する事態を引き起こしている。
創始者の言葉として「夜が明けるから目覚めるのではない、目覚めたから夜が明けるのだ。目覚めぬ者に夜明けは来ない」がある。

[編集] スタッフ

[編集] Pre Season(土曜ワイド劇場)

[編集] レギュラー放送

  • 助監督 - 吉野晴亮、安養寺工、田村孝蔵ほか
  • 撮影 - 上林秀樹・会田正裕・志賀葉一(J.S.C)、笹村彰・中村耕太・木村祐一郎(オーエイギャザリング)
  • 音楽 - 池頼広
  • 音楽監督 - 義野裕明(〜Season5)
  • 選曲 - team K(Season6,7,番外編)、辻田昇司(Season6第10話,Season8〜10)・三田兼玄(Season8,9)(アウルサウンドワークス)
  • 音響効果 - 大野義彦・阿部作二(大泉音映)、佐々木英世・小川広美(東洋音響)、伊藤進一(カモメファン)、渡辺基(ヴォックス)、丹雄二
  • MA - 藤沢信介
  • 宣伝 - 保坂正紀・五十嵐恵・西尾浩太郎・冨田裕美(テレビ朝日)ほか
  • タイトルバック - 澤井昭彦[19](〜Season6)、IXNO image LABORATORY (Season7〜9)/ 画龍(Season7)、イイノ・メディアプロ(Season10)
  • 制作 - テレビ朝日・東映
  • Season1・Season2
    • プロデューサー - 松本基弘(テレビ朝日)、香月純一・須藤泰司・西平敦郎(東映)
    • プロデューサー補 - 島川博篤(テレビ朝日)
  • Season3
    • チーフプロデューサー - 松本基弘(テレビ朝日)
    • プロデューサー - 島川博篤(テレビ朝日)、香月純一・須藤泰司・西平敦郎(東映)
    • プロデューサー補 - 伊東仁(テレビ朝日)
  • Season4
    • チーフプロデューサー - 松本基弘(テレビ朝日)
    • プロデューサー - 島川博篤(テレビ朝日)、須藤泰司・西平敦郎(東映)
    • プロデューサー補 - 伊東仁(テレビ朝日)
  • Season5
    • チーフプロデューサー - 松本基弘(テレビ朝日)
    • プロデューサー - 島川博篤(テレビ朝日)、西平敦郎(東映)
    • 協力プロデューサー - 須藤泰司(東映)
    • プロデューサー補 - 伊東仁(テレビ朝日)
  • Season6・Season7
    • チーフプロデューサー - 松本基弘(テレビ朝日)
    • プロデューサー - 伊東仁(テレビ朝日)、西平敦郎・土田真通(東映)
  • Season8
    • ゼネラルプロデューサー - 松本基弘(テレビ朝日)
    • プロデューサー - 伊東仁(テレビ朝日)、西平敦郎・土田真通(東映)
    • プロデューサー補 - 秋山貴人(テレビ朝日)
    • ラインプロデューサー - 今村勝範
  • Season9
    • ゼネラルプロデューサー - 松本基弘(テレビ朝日)
    • プロデューサー - 伊東仁(テレビ朝日)、西平敦郎・土田真通(東映)
    • プロデューサー補 - 山田兼司(テレビ朝日)
    • ラインプロデューサー - 今村勝範
  • Season10
    • ゼネラルプロデューサー - 松本基弘(テレビ朝日)
    • プロデューサー - 伊東仁(テレビ朝日)、西平敦郎・土田真通(東映)
    • ラインプロデューサー - 今村勝範

[編集] 作品リストと視聴率

[編集] 凡例

  • 劇中にサブタイトルの表示はなく、サブタイトルの表記などは、すべて公式サイトや公式ガイドブック、DVDの表記に準じる。
  • 放送日はテレビ朝日での初回放送日。
  • 視聴率はビデオリサーチ(関東地区)調べ。
  • 各Season表内の赤字最高視聴率青字最低視聴率を示す。
  • 「Season 4」発表前までは、「Season 1」は「First season」、「Season 2」は「Second season」、「Season 3」は「3rd Season」と表記・呼称されていた。
  • 「Season 4」「Season 5」放送時の公式HPなどでの表記は「Season IV」「Season V」である。
  • Season 1 - Season 2では本編において、OPの直後に「No.○」という形で話数が表示されている。

[編集] Pre Season(土曜ワイド劇場)

  • 第1話から第3話の再編集版をそれぞれ2001年7月、2002年7月、2003年7月に土曜ワイド劇場で放送。

[編集] 番外編

劇場版公開に合わせて、再編集版に新撮映像(新撮映像部分はハイビジョン撮影。その為、アナログ放送では画面サイズ4:3と14:9の混合放送となった)を加え、音楽を池頼広による連続ドラマ版音源に差し替えた番外編を土曜ワイド劇場特別企画として放送した。

タイトル 話数 ゲスト(新撮部分) 脚本 監督 放送日 視聴率
劇場版公開記念スペシャル「名コンビ誕生篇」[20] 第1話 袴田吉彦 輿水泰弘 東伸児 2008年
5月3日
20.6%
映画大ヒット御礼スペシャル「相棒3〜いま明かされる7年目の真実!」 第3話 伊藤裕子、永井杏 安養寺工 6月14日 16.9%

[編集] Season 1

2002年10月9日 - 12月25日、全12話、平均視聴率13.1%

番組ポスターのキャッチコピーは「ホシ、見えませんね。だいじょうぶです。ツキ、ありますから。

※第1話は20時00分から21時48分の2時間SP、第7話は21時30分から22時24分の放送、最終話は21時30分から23時24分の2時間SP。

[編集] Season 2

2003年10月8日 - 2004年3月17日、全21話、平均視聴率12.7%、このシリーズから半年間の放送となった。

番組ポスターのキャッチコピーは「今年はミテネ。

※第1話・最終話は20時00分から21時54分の2時間SP、第6話・第16話は21時30分から22時24分の放送。

[編集] Season 3

2004年10月13日 - 2005年3月23日、全19話、平均視聴率13.2%、このシリーズからハイビジョン制作(アナログ放送ではサイドカットで放送)へ移行した。

  • 第1話・第9話は20時00分から21時54分の2時間SP、最終話は21時00分から22時30分の90分SP。
  • なお、再放送用に第1話と第2話を合わせて2時間にしたバージョン、最終話を1時間にしたバージョンがそれぞれ存在し、度々各局で放送されている。
  • このシリーズより、オープニングテーマが再び変更。以来、この音楽が定着し、さまざまなところでアレンジを加えられながら使われ続けてゆくこととなる。

[編集] Season 4

2005年10月12日 - 2006年3月15日、全21話、平均視聴率14.7%

※第1話は20時00分から21時54分の2時間SP、第11話は日曜21時00分から23時30分の2時間30分SP、最終話は20時00分から21時48分の2時間SP。

[編集] Season 5

2006年10月11日 - 2007年3月14日、全20話、平均視聴率16.1%。このシリーズよりアナログ放送は14:9サイズでの放送となった。

※第1話・最終話は20時00分から21時48分の2時間SP、第11話は月曜21時00分から23時30分の2時間30分SP。

[編集] Season 6

2007年10月24日 - 2008年3月19日、全19話、平均視聴率15.9%

※第1話・第10話・最終話は20時00分から21時54分の2時間SP、第4話・第5話は21時30分から22時24分の放送

[編集] Season 7

2008年10月22日 - 2009年3月18日、全19話、平均視聴率18.1%

※第1話・最終話は20時00分から21時54分の2時間SP、第3話・第14話は21時30分から22時24分の放送、第10話は『テレビ朝日開局50周年記念番組』として木曜21時00分から23時30分の2時間半SP。

[編集] Season 8

2009年10月14日 - 2010年3月10日、全19話、平均視聴率17.7%。

※第1話、最終話は20時00分から21時48分の2時間SP。第10話は金曜21時00分から23時30分の2時間半SP。

[編集] Season 9

2010年10月20日 - 2011年3月9日、全18話、平均視聴率20.4%。

※第10話は土曜21時00分から23時10分の2時間10分SP。最終話は20時00分から21時48分の2時間SP。

アナログ放送では16:9レターボックスでの放送となった。

[編集] Season 10

2011年10月19日 - 2012年3月21日、全19話、平均視聴率16.6%。

※Season10はロゴを『相棒ten[25]』と表記。第1話は20時00分から21時48分の2時間SP。第10話は日曜21時00分から23時30分の2時間半SP。最終話は20時00分から22時09分までの2時間10分SP。

相棒 -劇場版- 絶体絶命! 42.195km 東京ビッグシティマラソン
2008年5月1日に東映系で公開された本作の劇場版。
相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿
2009年3月28日に公開された『相棒 -劇場版-』のスピンオフ作品。
相棒 -劇場版II- 警視庁占拠! 特命係の一番長い夜
相棒10周年を記念して2010年12月23日に公開された2作目の劇場版。

[編集] スピンオフ

[編集] 裏相棒

劇場版公開に合わせて放送されたスピンオフ作品。2008年4月21日から同年5月1日まで深夜枠で放送(関東地方での放送時間は月-木25:15 - 25:23)。地域により放送日が異なる。全8回。

トリオ・ザ・捜一」の伊丹、三浦、芹沢と鑑識の米沢を中心としたコメディ仕立てのショートドラマ。時間は3分。なお、新作映画公開記念として、CSのテレ朝チャンネル(30分、8話連続)、東映チャンネル(15分、4話連続、前・後編)でも放送された。

2008年5月18日(関東地方で24時30分から25時20分)ドスペ2「相棒まだまだ公開中スペシャル!」内でも、第7回以外を一挙放送(前半「テラコヤ!」、後半「裏相棒」)。

Season 6のDVD1(初回版)の特典ディスクとしてソフト化された(「相棒 Season 6 - Vol.12」として単品レンタルあり)。

話数 サブタイトル 脚本 監督 放送日
第一夜 茶色の小瓶 戸田山雅司 近藤俊明 2008年
4月21日
第二夜 『花の里』奇譚 4月22日
第三夜 踊る大発毛腺 4月23日
第四夜 張り込み 4月24日
第五夜 マジックミラー 4月28日
第六夜 伊丹の足の下 4月29日
第七夜 続・『花の里』奇譚 4月30日
第八夜 恋するイタミン 5月1日

[編集] 裏相棒2

『鑑識・米沢守の事件簿』公開に合わせて配信されたスピンオフ作品。2009年3月18日のシーズン7最終回放送終了後から公式ホームページ上で第1夜の配信を開始。以後、全4回を毎週水曜日に1回ずつ配信された。

前作の4人に角田課長を加えたコメディ仕立てのショートドラマ。時間は3分。配信の前にキャストが出演するオリジナルCMが挿入される。

Season7のDVDBOX2に全話収録。


cは、辞書式順序を実行するためのアルゴリズム
話数 サブタイトル 脚本 監督 配信開始日 地上波放送
第一夜 宿直の夜 櫻井武晴 安養寺工 2009年
3月18日
2009年
4月6日
第二夜 致命的なミス 3月25日
第三夜 驚愕の事実 4月1日 4月13日
最終夜 鑑識ショッピング 4月8日

[編集] スタッフ

  • 音楽 - 池頼広
  • 助監督 - 安養寺工(裏相棒)、村松卓(裏相棒2)
  • 選曲 - team K(裏相棒)、三田兼玄(裏相棒2)(アウル)
  • 音響効果 - 大野義彦(大泉音映)
  • MA - 藤沢信介
  • 宣伝 - 蓮実里奈(テレビ朝日)
  • プロデューサー - 松本基弘・上田めぐみ(裏相棒)・伊東仁(テレビ朝日)、香月純一(裏相棒)・西平敦郎・土田正通(東映)
  • 編成 - 島川博篤(裏相棒)・西勇哉(裏相棒2)(テレビ朝日)
  • 制作 - テレビ朝日・東映

宝塚歌劇団によって舞台化され、2009年12月から2010年1月にかけて花組公演として、シアター・ドラマシティと日本青年館で公演された[27]

輿水泰弘の原案をもとに石田昌也が脚本を執筆し、杉下右京と神戸尊を中心としたテレビドラマ版とは違うオリジナルストーリーとなっている。桜乃彩音が演じたパリス・エヴァンスをはじめ、一部の配役は舞台版のオリジナルキャラクターが登場している。

人気テレビドラマの宝塚における舞台化は話題を呼ぶと同時に不安視もされたが、出演者がそれぞれのメインキャラクターの特徴を研究した役作りが好評だった[28]

スタッフとしては、パパイヤ鈴木が振付として参加したことも話題となった。

主な配役

(舞台版の登場人物)

  • 番組タイトルは当初『黄金刑事(ゴールデンコップス)』という候補があった。しかし、なかなかスタッフ全員が納得のいくタイトルがないがために仮タイトルという扱いになり、その後スタッフが中華料理屋で食事中に偶然出てきた『相棒』と言うフレーズがタイトルに決まった(誰が思いついたかはいまだに不明)[29][30]
  • 以前の作品に登場したアイテム・登場人物・事件が、何らかの形で再登場していることがある。
  • 警視庁には、略称ではあるが「特命係」と呼ばれる部署が警備部内に実在している。劇中のエピソードでは刑事部の所属となることに刑事部が反発したため、しかたなく本庁内でも(作中設定として)ランクが低い生活安全部に押し付けたということになっている。
  • 2008年3月、右京と薫が、警視庁の飲酒運転抑止ポスターに起用された。キャッチコピーの一節には右京が激昂したときに口にする「まだ、わからないのですか!」が使われた。東京地区で約15万枚がはり出された。
  • 2008年4月29日に劇場版の公開キャンペーンの一環として水谷と寺脇は『徹子の部屋』にゲスト出演した。番組前半は杉下右京と亀山薫(役のままの2人)で、後半は水谷豊と寺脇康文(素の2人)の体で進行した。また、2008年12月16日に「レベル4〜後篇・薫最後の事件」の放送前に合わせて寺脇が再び『徹子の部屋』にゲスト出演し、番組前半に卒業の詳細や最後の収録終わりの裏話などを語った。2009年3月27日には、スピンオフ作品の公開にあわせ、六角精児が『徹子の部屋』に出演した。このときも、番組前半は鑑識の衣装を着て米沢守の役のままで出演し、番組後半は私服に着替えて六角精児として出演した。劇場版IIの公開時には、2010年12月23日に水谷豊と及川光博(神戸尊)が、2011年1月6日にはTeam相棒として川原和久、大谷亮介、山 中崇史、六角精児もそれぞれ同様に出演。
  • 2008年4月下旬から、劇場版の公開を記念したコラボレーション企画として、米沢役の六角精児と伊丹役の川原和久が出演するリポビタンDのCMが放送された[31]。また、2010年12月には劇場版IIの公開を記念したコラボレーション企画として、上記2人のほかに宮部たまき役の益戸育江を加えた黄桜のCMが放送された。両社とも本番組のスポンサーである[32]
  • Season7放送後の『ザテレビジョン』主催の「第60回ザテレビジョンドラマアカデミー賞」では薫卒業後も右京単独で活躍させた取り組みなどが評価され、ザテレビジョン特別賞を受賞した。
  • Season8より日本の連続ドラマとしては初めて完全テープレス、ノンリニア編集の撮影・編集形態となった。なお、作中では特命係や警視庁・警察庁のパソコンが(編集システムと同じアップル製品である)iMacやMacBook Proとなっている[33][34]
  • 2011年1月1日放送のSeason9第10話で、本作ファンの漫画家・青山剛昌がカメオ出演した。取材の誘いを受けて、現場を訪れたことが出演のきっかけだという[35]
  • 2012年2月15日放送のSeason10第16話で、映画監督の三池崇史が特別出演[36]した。三池と交流のある和泉聖治監督からのオファーによるもの[37][38]
  • 2012年3月16日放送の『タモリ倶楽部』「乾き物つまみ徹底捜査」に、大河内役の神保悟志と米沢役の六角精児[39]が番組宣伝を兼ねてゲスト出演。それぞれ本編配役の衣装を着て(終盤のみ私服)、乾き物を死体検分に見立てたセルフパロディを行った。

[編集] 欠番

Season3第7話「夢を喰う女」は、閲覧者の個人情報を図書館の司書から聞き出す場面に対して、日本図書館協会から「地方公務員法違反になりかねない」「警察においてもこのようなことは現在ほとんどしていない」[40]という意見が、他にも世田谷区の図書館など図書館関係者からの指摘が寄せられた[41]ため欠番となっている。

テレビ朝日は、2004年12月15日付で日本図書館協会などに「令状を見せる場面を省略したことは不適切だった」とお詫びを表明したほか、謝罪テロップを放送している。

このストーリーについては、オフィシャルガイドブックでは「シーズン3第7話は欠番です」と記されているのみで、地上波、BS、CSでの再放送、番組販売は行われておらず、DVDにも収録されていない。また、Season3テレビ朝日公式サイトのあらすじのバックナンバー一覧からも削除されており、ノベライズ3上巻末の放送リストでも触れられていない。ただし、これらの措置は協会側ならびにその関係者が欠番を要請したものではなく、あくまでも番組サイドの自主的な判断によるものである。

[編集] パロディ

  • 『未来講師めぐる』 - 田口浩正が右京のようなキャラクターを演じている。
  • 『炎神戦隊ゴーオンジャー』GP-28「相棒グンペイ」 - 石原軍平 / ゴーオンブラックの警官時代の「相棒」だった右京風な警視庁「特犯係」の刑事・柏木左京(今井朋彦[42])が登場(水谷もこのパロディ回の存在を把握しているようである[43])。また、GP-FINAL「正義ノロード」でも、炎神達と別れた後、警察に復帰した軍平が、右京を模した服装と口調で登場するシーンがある。両番組共に東映の制作であることもあって、これらのシーンの撮影には実際の特命係のセットが使用された[44]
  • 『特命係長 只野仁スペシャル'08』 - 只野仁(高橋克典)が右京そっくりな左京さんというキャラクターに変装。森脇幸一(永井大)も薫風に扮している。
  • アニメ版『ケロロ軍曹』第253話Bパート「ケロロ 黒電話捜査官66(ロクロク)であります」 - 『ケータイ捜査官7』をパロディ化したストーリーで、ケロロが右京を意識したケロ下右京(仮称)に。
  • 『朝日放送新社屋完成記念 くるくる朝日です』 - ABCセンターの掲示板に劇場版?「相方」のポスター、登場したのは、宮根誠司をはじめとする朝ワイドのキャスター陣、隣は本物の劇場版ポスター。
  • 『爆笑レッドシアター』杉下ウッ京の事件簿 - 4人の容疑者の中で誰が面白くないかを決める内容で、内村光良が右京ならぬ杉下ウッ京に、坪倉由幸(我が家)が薫に、福徳秀介(ジャルジャル)が尊にそれぞれ扮している。被害者役は柳原可奈子が演じている。
  • 2011年8月29日『お試しかっ!』の、「ワケありボツメニュー」のクイズに、タカ下右京という、杉下の衣装そのまんまで、ティーカップをもった、回答キャラクターが、相棒のBGM込みで登場した。

[編集] 関連商品

[編集] DVD・Blu-ray DISC

2006年のSeason 4最終回でDVDソフト化が発表された。なお、テレビ朝日系刑事ドラマでは、この作品が初めてDVD化されたものとなる。全作品の販売元はジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントジャパン[45]であるが、ワーナーとの契約により表記していなかった。しかし、劇場版のリリースに限りDVDレンタル向けに関しては表記されるようになった[46]


  • 相棒 Pre season(2006年10月6日発売、ワーナー・ホーム・ビデオ)1BOX仕様、土曜ワイド劇場の作品を収録。
  • 相棒 Season 1(2006年11月3日発売、ワーナー・ホーム・ビデオ)1BOX仕様
  • 相棒 Season 2(2007年2月9日発売、ワーナー・ホーム・ビデオ)2BOX仕様
  • 相棒 Season 3(2007年9月7日発売、ワーナー・ホーム・ビデオ)2BOX仕様(第7話未収録)
  • 相棒 Season 4(2007年12月7日発売、ワーナー・ホーム・ビデオ)2BOX仕様
  • 相棒 Season 5(2008年3月7日発売、ワーナー・ホーム・ビデオ)2BOX仕様
  • 相棒 Season 6(2008年12月10日発売、ワーナー・ホーム・ビデオ)2BOX仕様 ※BOX1には初回生産分のみ「裏相棒」を収録した特典ディスクを同梱。
  • 相棒-劇場版- (2008年10月22日発売、ワーナー・ホーム・ビデオ)初回限定の豪華版(4枚組)と通常版(1枚のみ)の2種。初回限定特典は、杉下右京の着ボイス。
  • 相棒 スリム版(2009年3月18日発売、ワーナー・ホーム・ビデオ)pre season〜Season 2までを6巻のスリムパッケージに収めた2009年8月31日までの期間限定発売の廉価版。
  • 相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿 (2009年10月21日発売、ワーナー・ホーム・ビデオ)相棒Season7.5を収録。初回限定はスペシャルパッケージ+封入特典(デジタル特典)付。
  • 相棒 Season 7(2009年10月21日発売、ワーナー・ホーム・ビデオ)2BOX仕様 ※映像特典 PRスポット集(BOX1,2)同時使用。DVD完全撮り下ろし寺脇康文インタビューほか(BOX1に収録)「裏相棒2」(BOX2に収録)
  • 相棒 Season 8(2010年10月20日発売、ワーナー・ホーム・ビデオ)2BOX仕様 ※映像特典 第18話「右京、風邪をひく」時系列再編集版ほか
  • 相棒 スリム版(2010年11月23日発売、ワーナー・ホーム・ビデオ)pre seasonからSeason 2までを6巻のスリムパッケージに収めた前作の再発売と、新たにSeason3からSeason5までを9巻のスリムパッケージに収めた2011年3月31日までの期間限定発売の廉価版。
  • 相棒-劇場版II-(2011年8月3日発売、ワーナー・ホーム・ビデオ)初回限定の豪華版(5枚組)と通常版(1枚のみ)の2種。豪華版には劇場公開時にカットされたシーンを追加した「エクステンデッド・エディション」も収録。また『相棒』としては初めてBlu-ray Disc版が発売された。
  • 相棒 Season 9(2011年10月19日発売、ワーナー・ホーム・ビデオ)DVDは2BOX仕様で発売。またテレビシリーズでは初のBD-BOXが1BOX仕様で発売された。

[編集] CD

[編集] 書籍

[編集] ガイドブック

  • オフィシャルガイドブック 相棒(2006年10月5日発売、扶桑社) ISBN 4-594-60464-1 - pre seasonからSeason 4までの、ほぼ全エピソードを148ページに渡って解説。
  • 雑誌『ドラマ』2008年2月号・『相棒』シナリオ特集(2008年1月18日発売、映人社) - season2 第1話・第2話、season3 第11話、season4 第19話、season5 第4話のシナリオを掲載。輿水泰弘インタビュー、各脚本家のコメント、松本基弘プロデューサーへのインタビューも掲載。
  • オフィシャルガイドブック 相棒-劇場版-(2008年4月1日発売、扶桑社)
  • 刑事マガジンSpecial相棒検定(2008年4月18日発売、辰巳出版) ISBN 978-4-7778-0516-7 - 問題総数は400問以上。ドラマ、劇場版含めあらゆる範囲から出題。
  • 相棒シリーズ鑑識・米沢守の事件簿オフィシャルガイドブック(2009年3月発売、扶桑社)
  • オフィシャルガイドブック 相棒Vol.2(2009年10月28日発売、産経新聞社) ISBN 9784819150057 - Season 5からSeason 7までの全エピソードを解説。
  • オフィシャルガイドブック 相棒-劇場版II-(2010年12月24日発売、産経新聞出版)ISBN 978-4-8191-5022-4

[編集] ノベライズ作品

  • 「相棒 警視庁ふたりだけの特命係」(2007年10月10日発売、朝日文庫) ISBN 978-4-02-264416-9 - pre season全3話を小説化。著者は輿水泰弘(脚本)、碇卯人[47](ノベライズ)。
     朝日文庫(朝日新聞社、2008年4月から朝日新聞出版)の創刊30周年記念作品として刊行開始。総計数十万部に達している。
  • 「相棒season1」(2008年1月11日発売、朝日文庫)ISBN 978-4-02-264428-2 - 全12話を小説化。著者は輿水泰弘、櫻井武晴、砂本量(脚本)、碇卯人(ノベライズ)。
  • 「相棒season2・上」(2008年3月7日発売、朝日文庫) ISBN 978-4-02-264434-3 - season2の第1話から第10話を小説化。著者は輿水泰弘、砂本量、櫻井武晴(脚本)、碇卯人(ノベライズ)。
  • 「相棒 劇場版」(2008年3月17日発売、小学館) ISBN 978-4093862103 -著者は司城志朗、結末が映画版とは異なる。
  • 「相棒season2・下」(2008年5月7日発売、朝日文庫) ISBN 978-4-02-264437-4 - season2の第11話から第21話を小説化。著者は輿水泰弘、砂本量、櫻井武晴、深沢正樹、坂田義和(脚本)、碇卯人(ノベライズ)。
  • 「相棒season3・上」(2008年10月7日発売、朝日文庫) ISBN 978-4-02-264451-0 - season3の第1話から第9話(記載は第8話)を小説化。著者は輿水泰弘、砂本量、櫻井武晴(脚本)、碇卯人(ノベライズ)。
  • 「相棒season3・下」(2008年12月5日発売、朝日文庫) ISBN 978-4-02-264467-1 - season3の第10話から第19話(記載は第9話から第18話)を小説化。著者は輿水泰弘、櫻井武晴、砂本量、東多江子、岩下悠子、林誠人、近藤俊明(脚本)、碇卯人(ノベライズ)。
  • 「相棒season4・上」(2009年1月9日発売、朝日文庫) ISBN 978-4-02-264472-5 - season4の第1話から第10話を小説化。著者は輿水泰弘、古沢良太、砂本量、櫻井武晴、瀬巻亮犬、入江信吾(脚本)、碇卯人(ノベライズ)。
  • 「相棒season4・下」(2009年2月20日発売、朝日文庫) ISBN 978-4-02-264482-4 - season4の第11話から第21話を小説化。著者は輿水泰弘、櫻井武晴、古沢良太、戸田山雅司、岩下悠子、林誠人、真部千晶(脚本)、碇卯人(ノベライズ)。
  • 「相棒season5・上」(2009年10月7日発売、朝日文庫) ISBN 978-4-02-264513-5 - season5の第1話から第10話を小説化。著者は輿水泰弘、櫻井武晴、古沢良太、戸田山雅司、岩下悠子、吉本聡子(脚本)、碇卯人(ノベライズ)。
  • 「相棒season5・下」(2009年12月4日発売、朝日文庫) ISBN 978-4-02-264530-2 - season5の第11話から第20話を小説化。著者は輿水泰弘、櫻井武晴、古沢良太、戸田山雅司、岩下悠子、吉本聡子(脚本)、碇卯人(ノベライズ)。
  • 「相棒 劇場版(文庫判)」(2009年3月6日発売、小学館文庫) ISBN 978-4-09-408359-0 -著者は司城志朗で、上記「劇場版I」を文庫化。
  • 「相棒season6・上」(2010年1月20日発売、朝日文庫) ISBN 978-4-02-264533-3 - season6の第1話から第9話を小説化。著者は輿水泰弘、櫻井武晴、戸田山雅司、岩下悠子、吉本昌弘、西村康昭、入江信吾(脚本)、碇卯人(ノベライズ)。
  • 「相棒season6・下」(2010年2月19日発売、朝日文庫) ISBN 978-4-02-264538-8 - season6の第10話から第19話を小説化。著者は輿水泰弘、櫻井武晴、戸田山雅司、古沢良太、岩下悠子、吉本昌弘(脚本)、碇卯人(ノベライズ)。
  • 「相棒 劇場版II」(2010年11月5日発売、小学館文庫)ISBN 978-4-09-408558-7 - 著者は大石直紀、「劇場版II~警視庁占拠! 特命係の一番長い夜」を小説化。結末が映画版と異なる。
  • 「相棒season7・上」(2010年12月7日発売、朝日文庫) ISBN 978-4-02-264577-7 - season7の第1話から第9話を小説化。著者は輿水泰弘、徳永富彦、岩下悠子、渡辺雄介、櫻井武晴(脚本)、碇卯人(ノベライズ)。
  • 「相棒season7・中」(2011年1月7日発売、朝日文庫) ISBN 978-4-02-264590-6 - season7の第10話から第14話を小説化。著者は徳永富彦、ハセベバクシンオー、櫻井武晴、佐伯俊道(脚本)、碇卯人(ノベライズ)。
  • 「相棒season7・下」(2011年2月4日発売、朝日文庫) ISBN 978-4-02-264594-4 - season7の第15話から第19話を小説化。著者は輿水泰弘、古沢良太、徳永富彦、波多野都、櫻井武晴(脚本)、碇卯人(ノベライズ)。
  • 「相棒season8・上」(2011年11月4日発売、朝日文庫)

[編集] シナリオ集

  • 「相棒シナリオ傑作選 pre season - season 7」(2011年2月22日発売、竹書房)ISBN 978-4-8124-4525-9 - preseasonからseason7の脚本の決定稿を収録。著者は、輿水泰弘、櫻井武晴、砂本量、戸田山雅司、古沢良太。

[編集] オリジナル小説

[編集] 漫画化作品「相棒-たった二人の特命係-」

小学館『ビッグコミックスペリオール』2008年第1号(2007年12月14日発売)より連載中。作画はこやす珠世。漫画化のエピソードはドラマの放送順とは異なる。


[編集] その他の関連書籍

  • ドラマ「相棒」はビジネスの教科書だ!杉下右京に学ぶ「謎解きの発想術」(2010年10月22日発売、プレジデント社)ISBN 978-4-8334-7115-2 - pre seasonからseason8までの中から、いくつかのストーリーをケーススタディに、仕事術に生かす方法を解説したビジネス書。著者は勝見明。
  • 『相棒』10周年メモリアルBOOK 杉下右京10years(2010年12月9日発売、ぴあMOOK)ISBN 978-4-8356-1368-0 【オリジナル付録】「右京さんサスペンダー型 オリジナルカードケース(ネックストラップ付)」

[編集] 手帳

  • 「相棒」オフィシャル 杉下右京手帳 2011(2010年10月31日発売、PHP研究所)ISBN 978-4-569-79218-7 - シリーズ開始10周年記念として発売された手帳。所々に右京のセリフが書かれている。

[編集] ゲーム

テクモ(現・コーエーテクモゲームス)よりニンテンドーDS用アドベンチャーゲーム『相棒DS』が2009年3月5日に発売された[48]

ゲームオリジナルストーリー3編を楽しめるドラマモード(全編ドラマ同様に音声つきの実写で展開される)、ドラマでの人気エピソードや重要な物語を元にしたストーリーを5話収録し小説で再現したノベルモード、相棒にちなんだミニゲームなどのコンテンツがあるおまけモードの3つにより構成されている。

[編集] グッズ

  • 2008年2月13日よりドラマの公式グッズの販売が開始された。
  • テレビ朝日本社やWebサイト、東京駅のテレアサショップで購入できる。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

[編集] テレビ朝日公式

[編集] 東映公式

[編集] テクモ公式

[編集] その他

テレビ朝日 水曜21時枠刑事ドラマ
前番組 番組名 次番組

相棒
〜警視庁ふたりだけの特命係〜
(2002年10月9日 - 12月25日)

はぐれ刑事純情派(第16作)
(2003年4月2日 - 9月17日)

相棒 2nd Season
(2003年10月8日 - 2004年3月17日)

はみだし刑事情熱系〜最終章〜
(2004年4月14日 - 6月30日)

はぐれ刑事純情派(第17作)
(2004年7月7日 - 9月22日)

相棒 3rd Season
(2004年10月13日 - 2005年3月23日)

はぐれ刑事純情派ファイナル
(2005年4月20日 - 6月29日)

相棒 Season IV
(2005年10月12日 - 2006年3月15日)

相棒 Season V
(2006年10月11日 - 2007年3月14日)

警視庁捜査一課9係 Season2
(2007年4月25日 - 6月20日)

相棒 Season6
(2007年10月24日 - 2008年3月19日)

警視庁捜査一課9係 Season3
(2008年4月16日 - 6月18日)

相棒 Season7
(2008年10月22日 - 2009年3月18日)

臨場
(2009年4月15日 - 6月24日)

新・警視庁捜査一課9係(Season1)
(2009年7月1日 - 9月16日)

相棒 Season8
(2009年10月14日 - 2010年3月10日)

臨場(第2シリーズ)
(2010年4月7日 - 6月23日)

新・警視庁捜査一課9係(Season2)
(2010年6月30日 - 9月15日)

相棒 Season9
(2010年10月20日 - 2011年3月9日)

新・警視庁捜査一課9係(Season3)
(2011年7月6日 - 9月14日)

相棒 ten
(2011年10月19日 - 2012年3月21日)



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